最短でビデオチャットを開発したい人へ

ビデオチャットを最短で作りたいと考えている人への備忘録です。次の手順に沿って開発すると4時間程度でビデオチャットを開発できます。

  1. WebRTCの概要を把握する
  2. WebRTCのコードを動かしてみる
  3. WebRTCの開発を支援するサービスを利用する

1. WebRTCの概要を把握する

まずはWebRTCについての概要を把握しておくと、実装するときの理解が深まります。まずは、次の記事を読んでください。

同じタイトルですが、Qiitaのこの記事もわかりやすいです。

2. WebRTCのコードを動かしてみる

上記の記事を読んだら、早速コードを動かしてみましょう。コードを実際に動かしてみることで、着実にWebRTCの概念を理解していくことができます。

次の記事で簡単にPCのカメラの映像をブラウザに表示できることが体感してください。

次の記事でシグナリングの流れを掴みましょう。

3. WebRTCの開発を支援するサービスを利用する

本格的なビデオチャットを開発するのはなかなか大変です。その開発を楽にしてくれるサービスが世の中に存在します。私がおすすめするのはSkyWayというサービスです。このサービスを利用することでNAT越えなどの仕組みを自分で実装せずにすみます。日本語ドキュメントが整備されており、サービス自体も無料で試すことができます。

SkyWayを利用するにあたっては、次のスライドが参考になります。

余談ですが、WebRTCのライブラリであるPeerJSはメンテされてないので使わない方がよいです。