SHOYAN BLOG

I am a pragmatic programmer.

Slackで定期的にRubotyに仕事をさせる

ChatOpsの一環としてSlackにRubotyを常駐させているのだが、Rubotyに定期的にタスクを実行させたいことがあった。
最初はruby-cronを使ってみたのだが、Slackだとうまく動かなかった。
具体的にはジョブの登録はできるのだがジョブの実行(通知)がされない。

うまくいかなかったのでSlackのリマインダー機能を使ってみることにした。
Slackのリマインダー機能を使うと Reminder: と言うプレフィックスが入るのでRubotyが反応せず、こちらもうまくいかなかった。

最終的にはcronでスクリプトを定期実行させることにした。
Slackに通知するスクリプトを作って、それをcronで定期的に実行させる。
メッセージを拾ったRubotyがタスクを実行するといった感じだ。

サンプルコード

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
require "faraday"

username = 'your name'
channel = 'your channel'
slack_token = 'your slack token'
icon_url = 'your icon url'

body = {
  username: username,
  channel: channel,
  icon_url: icon_url,
  text: "ruboty ping"
}

Faraday.new('https://slack.com') do |c|
  c.request :url_encoded
  c.adapter Faraday.default_adapter
end.post("/api/chat.postMessage?token=#{slack_token}", body)

これでRubotyに定期的に仕事をさせることができるようになった。

RubyGems.orgに反映させるRakeタスクの紹介

Gemを更新した場合はRubyGems.orgに反映させる手続きが必要だ。
Gemを更新することはそんなに多くないので(私の場合)よく手順を忘れてしまう。
毎回手順を探すのはストレスなので以下のようなRakeタスクを作成した。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
require "bundler/gem_tasks"
require "rspec/core/rake_task"

RSpec::Core::RakeTask.new(:spec)

task :default => :spec

namespace "gem" do
  desc 'Build a gem package'
  task :build do
    sh "gem build your_gem_name.gemspec"
  end

  desc 'Push a gem package'
  task :push do
    Rake::Task["gem:build"].execute
    sh "gem push your_gem_name-#{YourGemName::VERSION}.gem"
  end
end

公開する時は以下のタスクを実行すればいい。

1
$ rake gem:push

以下は実際のソースだ。
参考にしてほしい。

Kindle Unlimitedの冊数は図書館並みだった

今更ながらKindle Unlimitedを使ってみた。
すでに承知の方が大半だろうが、Kindle UnlimitedはKindle本の読み放題サービスだ。
月額980円でKindle Unlimitedに登録されている本を読むことができる。
ちなみに現在登録されている本はおよそ13万冊。
この数は私が利用する糸島市図書館のおよそ2倍だ。

ちなみに13万冊というのは日本で出版されている本の数で洋書は含まれていない。
洋書は10倍にあたる132万冊を読むことができる。
132万冊といえば全国で6番目に蔵書数が多い滋賀県立図書館に匹敵する。

洋書を手に入れる場所は日本だと限られているが、Kindleを使えば大型の図書館の蔵書数に匹敵する洋書を読むことができる。
また、Kindleアプリには英語の翻訳機能が搭載されているので、不明な単語があれば即座に意味を確認することもできる。

使ってみて3週間ほど経つが、月額980円をペイするには十分すぎるクオリティだと思う。
Kindleは各プラットフォームにアプリが用意されており、Kindleがなくても読むことができる。
自分はKindle Fireを持っているがKindle Fireを使うことはあまりなく、iPhoneやMacで読むことの方が多い。

Kindle Unlimitedで読めるKindle本は以下で確認できる。

Macを引っ越ししたらDockerデーモンが起動しなくなった

Macを引っ越ししたらDockerデーモンが起動しなくなった。
Dockerを起動しようとすると Cannot connect to the Docker daemon. Is the docker daemon running on this host? というメッセージがでて起動しない。
docker-machineコマンドで確認してみると以下のエラーが出ていた。

1
2
3
$ docker-machine ls
NAME      ACTIVE   DRIVER       STATE     URL                         SWARM   DOCKER    ERRORS
default   -        virtualbox   Running   tcp://192.168.99.100:2376           Unknown   Unable to query docker version: Cannot connect to the docker engine endpoint

1度docker-machineコマンドで既存のDockerを削除して作成するとうまくいった。

1
2
$ docker-machine rm -f default
$ docker-machine create -d virtualbox default

今度はDockerのバージョンがv1.12.1と表示されている。

1
2
3
⇒  docker-machine ls
NAME      ACTIVE   DRIVER       STATE     URL                         SWARM   DOCKER    ERRORS
default   -        virtualbox   Running   tcp://192.168.99.100:2376           v1.12.1

ちなみに既存のDockerを削除すると今までのimageは消えてしまう。

Docker for Macがでてそっちに移行した方がよさげな機運を感じるので、そろそろDocker ToolboxからDocker for Macに移行する時期なのかな。

docker-composeを使ってPHPコンテナとMySQLコンテナを連携させる

以前、Dockerコンテナを連携させる方法を書いたが、コンテナ間の連携が必要な際はdocker-composeを使うと便利だ。
今回は前回と同じようにPHPとMySQLのコンテナを連携させるが、その連携にdocker-composeを使った方法を紹介する。

まずは、適当なディレクトリをつくる。
今回は docker-compose-sampleとする。

docker-compose-sample/ 配下にDockerfileを作成する。

1
2
3
4
5
FROM shoyan/www-ci
ADD . /app
WORKDIR /app
ENV MYSQL_HOST mysql
ENV MYSQL_PASSWORD ''

次に docker-compose.ymlを作成する。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
version: '2'
services:
  web:
    build: .
    links:
      - mysql:mysql
  mysql:
    image: mysql:5.5
    environment:
      MYSQL_ALLOW_EMPTY_PASSWORD: 'yes'
    expose:
      - "3306"
    volumes:
      - ./docker-entrypoint-initdb.d:/docker-entrypoint-initdb.d

servicesにwebとmysqlという名前でコンテナを定義している。

webコンテナ

webコンテナはDockerfileをbuildして、mysqlコンテナと連携させる定義をしている。
これによりwebコンテナからはmysqlという名前でmysqlコンテナにアクセスできるようになる。

mysqlコンテナについて

MySQLは公式のイメージを使っている。
他のコンテナからアクセスできるようにexposeで3306ポートを指定している。

公式のMySQLイメージから作成したコンテナは/docker-entrypoint-initdb.d/ 配下にあるシェルスクリプトやsqlファイルを起動時に実行するようになっている。
今回はデータベースとテーブルを作成するためにこの機構を利用する。
volumesを利用してファイルを配置している。

以下のdocker-compose-sample/docker-entrypoint-initdb.d/setup.sql を作成しておく。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
CREATE DATABASE IF NOT EXISTS app_test;

DROP TABLE IF EXISTS `app_test`.`user`;
CREATE TABLE `app_test`.`user` (
  `id` int(11) unsigned NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  `name` varchar(8) DEFAULT NULL,
  `status` tinyint(1) DEFAULT NULL,
  `email` varchar(64) DEFAULT NULL,
  `postal_code` char(7) DEFAULT '',
  `character_text` text,
  PRIMARY KEY (`id`)
) ENGINE=InnoDB DEFAULT CHARSET=utf8;

確認用スクリプト

DBにアクセスできているかを確認するためのスクリプト connect.php を用意しておく。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
<?php
$dsn = sprintf('mysql:host=%s:3306;dbname=%s',  $_ENV['MYSQL_HOST'], 'app_test');
$user = 'root';
$password = $_ENV['MYSQL_PASSWORD'];
$dbh = new PDO($dsn, $user, $password);
$sql = "SELECT version();";
foreach ($dbh->query($sql, PDO::FETCH_ASSOC) as $row) {
    print_r($row);
}
$sql = "show tables;";
foreach ($dbh->query($sql, PDO::FETCH_ASSOC) as $row) {
    print_r($row);
}

docker-composeでコンテナを起動する

準備ができたのでdocker-composeコマンドでコンテナを起動する。
以下のようにネットワークとコンテナが作成される。
-d オプションはバックグラウンドでコンテナを起動するために指定している。

1
2
3
4
$ docker-compose up -d
Creating network "dockercomposesample_default" with the default driver
Creating dockercomposesample_mysql_1
Creating dockercomposesample_web_1

コンテナにログインしてみる。

1
$ docker run --rm -it -v `pwd`:/app --net=dockercomposesample_default dockercomposesample_web bash

確認用スクリプトで疎通を確認する。
バージョンとtableが表示されたら成功だ。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
root@6237502e4401:/app# php connect.php
Array
(
    [version()] => 5.5.51
)
Array
(
    [Tables_in_app_test] => user
)

コンテナを削除するには docker-compose down コマンドを使う。

1
2
3
4
5
⇒  docker-compose down
Stopping dockercomposesample_mysql_1 ... done
Removing dockercomposesample_web_1 ... done
Removing dockercomposesample_mysql_1 ... done
Removing network dockercomposesample_default

サンプルコードをgithubで公開しているので参考にしてほしい。