Botsインテグレーションを使って手軽にRubotyをSlackで動かす

前回はRubotyのインストールとプラグインチュートリアルでRubotyの導入方法を紹介しました。
今回はRubotyをSlackで動かす方法を紹介します。

RubotyにはSlackアダプターが用意してありますが、新しくユーザーの作成が必要です。
ユーザーの作成が必要のない、Botsインテグレーションとruboty-slack_rtmを使ってRubotyをSlackで動かす方法を紹介します。

ruboty-slack_rtmのインストール

Gemfileに以下を定義します。

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gem "ruboty-slack_rtm"

bundle install コマンドでインストールします。

SlackのBotsインテグレーションを設定する

Slackの管理画面でBotsインテグレーションを登録します。

bots-integration

登録するとTokenが発行されるので、そのTokenをSLACK_TOKENという名前で環境変数に設定します。
Rubotyは dotenv に対応しているので、.env ファイルを作成し、そこにTOKENを登録しておくと便利です。

.env

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SLACK_TOKEN=<slack token>

Ruboty を起動します。.env ファイルを読み込むように —dotenv オプションをつけて起動します。

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bundle exec ruby --dotenv

起動すると SlackのRubotyがログインマークに変わります。

あとは、チャンネルにinviteすればSlackでRubotyが使えます!
ちなみにrubotyではなく、Botsインテグレーションで登録したユーザー名に反応します。

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