高任和夫の「起業前夜」を読了した
私は本が好きで常に何かしらの本を読んでいる。
最近、高任和夫の「起業前夜」を読了した。
商社のサラリーマンが会社の闇に気づいて、それをなんとかしようとする話しだ。
その過程で様々な人と出会い、主人公は自分の人生や幸福について考えることになる。
社会人になってから小説は読むのに時間がかかるのでそれとなく敬遠していたのだが、小説を読む必要性があるのではないかと考えを改めた。
最近、視野が狭くなっていると感じている。
同じオフィスで働く毎日を繰り返すと、どうしてもその日常での視点で物事を見てしまう。
その組織の常識が自分の常識となり、それはどうもおもしろくない。
そんなことを考えず、ただ目の前の仕事をこなしそれでうまくいけばいいのだが私はそうではないので、視野を広げてみようと思ったのが小説を読むきっかけである。
そういう理由なので、サラリーマンが題材の小説を中心に読むつもりだ。
職種は違えど、会社に勤めるサラリーマンであれば皆似たような悩みや問題を持っていると思う。
それをどのように解決し成長していくのかを学び、あわよくば取り込んでしまおうと思っている。
「起業前夜」の次は何を読むのかというと、楡周平の「プラチナタウン」だ。
寂れた地方を元気にしていく内容の小説。
色々と学べることがありそうで楽しみだ。