PHPの構文チェックを自動で行う方法

私のチームではCIで自動的にLINTをする仕組みを構築しています。
この仕組みにより、レガシーコードでテストコードがない環境でもシンタックスエラーの混入を防ぐことができます。

中身はシンプルで以下のスクリプトを作成して、CIプラットホームで実行するようにします。

php-lint.sh

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#!/bin/sh

RESULT=`find . -type f -name "*.php" -exec php -l {} \; 2>&1 | grep "PHP Parse error"`

if [ "$RESULT" != "" ];then
echo "$RESULT"
exit 1
fi

例えば、Droneでチェックする場合は以下のように設定します。

.drone.yml

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script:
- ./php-lint.sh

GitHubにpushしたらDockerイメージを自動ビルドする

Docker HubとGitHubを使ってDockerイメージの自動ビルドを行う方法を紹介します。

自動ビルドのメリット

自動ビルドのメリットは以下です。

  • 常に最新のイメージがDocker Hubに用意される
  • Dockerfileが公開され使う人が安心できる
  • READMEも常に最新のものがDocker Hubに公開される

Docker Hubを利用するには事前にアカウントの作成が必要です。
Docker Hubのアカウントの作成は以下を参考にしてください。

Docker Hubで自動ビルドの設定をする

すでにDockerfileがGitHubで管理されていることを前提に話しを進めます。

Docker Hubにログインしたら「Profile > Settings > Linked Accounts & Services.」を選択します。

GitHubを使うのでGitHubのパネルを選択し、認証をしてください。
認証が成功すると、以下のような画面になります。

docker-auto-build-01

認証が済んだら、Docker Hubにリポジトリを作成します。

「 Create > Create Automated Build」を選択します。
docker-auto-build-02

すると以下の画面が表示されます。

docker-auto-build-03

GitHubを選択すると 「Users/Organizations」とリポジトリを選択できる画面になるので、自動ビルドを行うリポジトリを選択します。

Createボタンを押すと登録され、Docker Hubに表示されるようになります。

docker-auto-build-04

docker-auto-build-05

リポジトリの「Build Settings」でビルドの設定ができます。

Triggerボタンを押すとビルドが始まります。

docker-auto-build-06

ビルドの状態は「Build Details」で確認できます。

docker-auto-build-07

Queuedはビルド待ちのステータス。
Buildingはビルド中のステータスです。

GitHubにpushすればBuild Settingsで設定したブランチが自動的にビルドされます。

以上、簡単ですがDockerの自動ビルドの設定方法の紹介でした。
英語版ですが、詳しい方法が書いてあるのでこちらも参考にしてください。

Botsインテグレーションを使って手軽にRubotyをSlackで動かす

前回はRubotyのインストールとプラグインチュートリアルでRubotyの導入方法を紹介しました。
今回はRubotyをSlackで動かす方法を紹介します。

RubotyにはSlackアダプターが用意してありますが、新しくユーザーの作成が必要です。
ユーザーの作成が必要のない、Botsインテグレーションとruboty-slack_rtmを使ってRubotyをSlackで動かす方法を紹介します。

ruboty-slack_rtmのインストール

Gemfileに以下を定義します。

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gem "ruboty-slack_rtm"

bundle install コマンドでインストールします。

SlackのBotsインテグレーションを設定する

Slackの管理画面でBotsインテグレーションを登録します。

bots-integration

登録するとTokenが発行されるので、そのTokenをSLACK_TOKENという名前で環境変数に設定します。
Rubotyは dotenv に対応しているので、.env ファイルを作成し、そこにTOKENを登録しておくと便利です。

.env

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SLACK_TOKEN=<slack token>

Ruboty を起動します。.env ファイルを読み込むように —dotenv オプションをつけて起動します。

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bundle exec ruby --dotenv

起動すると SlackのRubotyがログインマークに変わります。

あとは、チャンネルにinviteすればSlackでRubotyが使えます!
ちなみにrubotyではなく、Botsインテグレーションで登録したユーザー名に反応します。

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Botsインテグレーションを使って手軽にRubotyをSlackで動かす

前回はRubotyのインストールとプラグインチュートリアルでRubotyの導入方法を紹介しました。
今回はRubotyをSlackで動かす方法を紹介します。

RubotyにはSlackアダプターが用意してありますが、新しくユーザーの作成が必要です。
ユーザーの作成が必要のない、Botsインテグレーションとruboty-slack_rtmを使ってRubotyをSlackで動かす方法を紹介します。

ruboty-slack_rtmのインストール

Gemfileに以下を定義します。

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gem "ruboty-slack_rtm"

bundle install コマンドでインストールします。

SlackのBotsインテグレーションを設定する

Slackの管理画面でBotsインテグレーションを登録します。

bots-integration

登録するとTokenが発行されるので、そのTokenをSLACK_TOKENという名前で環境変数に設定します。
Rubotyは dotenv に対応しているので、.env ファイルを作成し、そこにTOKENを登録しておくと便利です。

.env

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SLACK_TOKEN=<slack token>

Ruboty を起動します。.env ファイルを読み込むように —dotenv オプションをつけて起動します。

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bundle exec ruby --dotenv

起動すると SlackのRubotyがログインマークに変わります。

あとは、チャンネルにinviteすればSlackでRubotyが使えます!
ちなみにrubotyではなく、Botsインテグレーションで登録したユーザー名に反応します。

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5分でできるRubotyのインストールとプラグインチュートリアル

RubotyはhubotクローンでRubyで書けるbotです。
このチュートリアルではRubotyのインストールとプラグインの作成方法を紹介します。
冗長な説明をあえて除きRubotyを動かすために重要な部分のみ解説することでスピーディにRubotyを動作できるようにしています。

Rubotyをローカルで動かす

以下のコマンドでinstallします。

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$ gem install ruboty

以下のコマンドでひな形を作成します。
ruboty/ ディレクトリとその配下にGemfileが作成されます。

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$ ruboty --generate

Rubotyを起動してみます。

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$ cd ruboty
$ bundle install
$ bundle exec ruboty

すると対話型のプロンプトが起動します。

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$ bundle exec ruboty
Type `exit` or `quit` to end the session.
>

ruboty pingコマンドを実行します。

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> ruboty ping
pong

ruby helpコマンドで一覧が見れます。

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> ruboty help
ruboty /help( me)?(?: (?<filter>.+))?\z/i - Show this help message
ruboty /ping\z/i - Return PONG to PING
ruboty /who am i\?/i - Answer who you are

Rubotyプラグインを作成する

Ruboty はhubotと同様にプラグインで拡張できます。

Helloプラグインを作成してみましょう。
Helloプラグインはhelloと挨拶すると、helloと挨拶を返すだけのプラグインです。

hello.rb

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module Ruboty
module Handlers
class Hello < Base
on(/hello/i, name: “hello”, description: "こんにちは")

def hello(message)
message.reply("Hello!!")
end
end
end
end

Ruby::handlersの名前空間の下にプラグインの名前でクラスを作成し、on メソッドを定義します。
on メソッドの第1引数はコマンドです。正規表現で定義できます。
第2引数は呼び出すメソッド名、コマンドの説明等のオプションを指定します。

実行してみましょう。
-l オプションで読み込むファイルを指定することができます。

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⇒  bundle exec ruboty -l hello.rb
Type `exit` or `quit` to end the session.
> ruboty hello
Hello!!

また、bot名のprefixなしに実行することもできます。
allオプションを使って実装します。

サンプルとして、ぬるぽプラグインを実装します。
これはぬるぽという言葉に反応するプラグインです。

nullpo.rb

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module Ruboty
module Handlers
class NullPoHandler < Base
on(/.*(ぬるぽ|ヌルポ).*/, name: 'nullpo', description:'ぬるぽに反応します', all: true)

def nullpo(message)
message.reply("ガッ!!!!")
end
end
end
end

実行してみましょう。
-l オプションで読み込むファイルを指定することができます。

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$ bundle exec ruboty -l nullpo.rb
Type `exit` or `quit` to end the session.
> ほげ ぬるぽ ほげ
ガッ!!!!

bot名のprefixがなくても反応していることが確認できます。

次回はSlackと連携させる方法を紹介します。