PHPで人気のフレームワーク、Laravelを手元のPCにインストールして起動するチュートリアルです。
冗長な説明を除きLaravelを動かすために重要な部分のみ解説することでスピーディにLaravelを動作できるようにしています。
Laravelのインストール
まずはcomposerでlaravelコマンドをインストールします。
1 | ⇒ composer global require "laravel/installer" |
.bashrc や .zshrc にパスを追加します。
1 | export PATH="$PATH:/Users/PMAC025S/.composer/vendor/bin" |
これでlaravelコマンドが実行できるようになります。
1 | ⇒ laravel |
laravel new application_name でインストールします。
1 | ⇒ laravel new blog |
以下の構成で作成されています。
1 | ⇒ tree -L 1 blog |
設定
設定情報はconfigディレクトリに保存します。
今回は設定を変更しません。
データベースを準備する
データベースのマイグレーション
Laravelに同梱されているartisanというツールを使って作成します。
1 | ⇒ php artisan make:migration create_tasks_table --create=tasks |
database/migrationsディレクトリに作成されます。
2016_04_28_011840_の部分はartisanが作成するので、makeするタイミングによって変わります。
2016_04_28_011840_create_tasks_table.phpを編集して、nameカラムを追加します。
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.envファイルのデータベースの設定を自分のローカルのPCのmysqlに変更します。
デフォルトでは、HomesteadというLaravel開発用の仮想環境の設定です(今回は使いません)。
1 | DB_CONNECTION=mysql |
マイグレーションを実行します。
1 | php artisan migrate |
モデルを作成する
LaravelはEloquentというORMがデフォルトで使われるようになっています。
artisanでモデルを作成します。
1 | ⇒ php artisan make:model Task |
モデルは app ディレクトリ配下に作成されます。
ルーティング
ルーティングの設定は、app/Http/routes.phpに定義します。
(ルーティングの設定はsinatraっぽい)
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Viewの設定
LarvelはデフォルトでBladeというテンプレートエンジンを使います。
viewのディレクトリはresources/viewsです。
1 | $ mkdir resources/views/layouts |
全体のレイアウトのテンプレートとして使うapp.blade.phpを作成します。
1 | <!-- resources/views/layouts/app.blade.php --> |
tasks.blade.phpを作成します。
1 | <!-- resources/views/tasks.blade.php --> |
サーバーを起動する
さて、一通りの設定が整いました。
サーバーを起動してブラウザで確認してみましょう。
以下のコマンドでサーバーを起動します。
1 | ⇒ php artisan serve |
http://localhost:8000/ にブラウザでアクセスします。
Taskという文字とフォームが表示されれば成功です!